令和3年度活動報告
■ 総 務 部
総務担当活動
- 理事会を5回、評議員会(理事会との合同会議)を3回開催し、必要な事項について審議決定した。
(1)第1回理事会・評議員会合同会議(4月17日)- 本年度の組織構成等の確認(全連小・東北連小役員、理事の専門部の所属確認。関係団体役員の選出、各部及び専門委員会の構成と活動計画の確認。諸会議の進め方・分担等の確認)
- 第58回岩手県小学校長会総会の反省
- 全連小理事会・総会の報告、東北連小理事会報告、各部の活動について、第60回東北連小宮城大会・第72回全連小京都大会について
- 第57回岩手県小・中学校長研究大会花巻大会について
- 各地区校長会の運営状況、新型コロナウィルス対応下の学校経営について、新学習指導要領移行期の様子について
- 東北連小理事会報告、全連小会長会等報告、各部の活動について
- 県常任理事による被災地訪問報告
- 各地区校長会の運営状況、新型コロナウィルス対策と2学期以降の教育活動の状況について
- 全連小・東北連小対策・教育課程委員会報告、調査研究報告、各部の活動について
- 東京電力福島第一原発・被災校等視察について
- 岩手県教育委員会への要望事項について
- 令和2年度収支中間報告及び返金について
- 各地区校長会運営上の課題等について
- 全連小理事会・東北連小理事会の報告
- 令和2年度岩手県小学校長会収入・支出決算(中間)報告
- 令和3年度行事予定について
- 総務部担当理事・地区事務局長合同会議を開催し、地区校長会との連携を図った。
(1)第1回 4月17日(金)- 本年度の組織構成について
- 県大会、全連小大会、東北連小大会について
- 本会会務・中間期決算報告、令和3年度行事予定、令和3年度総会開催依頼事項等、各地区校長会との活動状況の交流
- 令和2年度活動方針と計画に基づき、常任理事会を計画的に(年間11回)開催するとともに、各部会(総務、行財政、研修、広報・編集、生徒指導)及び専門委員会を開催し、組織活動の効率的な運営を図った。
- 令和3年2月24日の第5回理事会・第3回評議員会合同会議において、岩手県小学校長会会則15条により、令和3年度の事務局の任免を行うとともに、事務局運営規程第3条、4条、5条により、その給与を決定した。
任命 (引き続き)常勤書記 石亀 智美 (新 規)非常勤書記 山戸 美智子 - 令和2年度の諸経理は、全国・東北・県の研究大会の中止、全国・東北の参集を伴う会議の中止等に伴い、研修補助及び派遣費にかかる予算について返金及びリモート会議関係整備の対象とした。配付文書や全連小等の資料をメール配信で行うことにより、迅速かつ予算支出軽減に努めた。
東日本大震災対策活動
1 東日本大震災対策特別委員会の開催
東日本大震災で被災した学校に対する支援に取り組むため、東日本大震災対策特別委員会を3回開催し被災地区小学校への支援・交流について協議した。
第1回 | 6月8日(月) |
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第2回 | 11月9日(月) |
演題「東日本大震災 あの時、教師は 講師 岩手大学教員養成支援センター |
第3回 | 2月24日(水) |
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2 対策本部の活動
県小学校長会常任理事で構成する対策本部を設置し、被災地区の状況把握、横軸姉妹校連携による支援活動の状況把握に努め、より良い支援活動が推進されるように努めた。
3 全国連合小学校長会との連携
- 被災地の状況に基づく国への支援要請を、全国連合小学校長会を通して行った。
■ 行 財 政 部
1 会議の開催
(1)行財政部担当理事、地区行財政担当者、対策委員合同会議
教育諸条件の整備充実に関する諸問題についての連絡協議並びに各地区行財政関係活動の情報交換、行財政関係諸調査の計画・実施等を主な内容として、次の会議を実施した。
第1回 | 4月17日(金) | 本年度の活動計画 |
第2回 |
2月12日(金)
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行財政対策の重要課題、行財政関係調査結果の集約、活動結果のまとめと反省、次年度の課題等 |
(2)対策委員会
第1回 | 5月15日(金) | 行財政関係調査の分析と考察方法の確認 |
第2回 | 8月 3日(月) | 調査の集約、集計 |
第3回 | 9月10日(木) | 調査結果の分析と考察 |
第4回 | 11月11日(水) | 報告書原稿の検討、要望事項の検討 |
第5回 | 12月 2日(水) | 報告書原稿の校正、次年度計画 |
2 諸調査の実施
教育諸条件に関する実態把握と要望事項について会員の意見を集約するため、全会員を対象に行財政関係調査を実施した。
(1)調査内容
- ① 校長の給与等の実態
- ② 教職員の病休者と補充の状況
- ③ 人事、給与、研修等要望事項に関すること
- ④ 教材予算に関すること
- ⑤ その他
・全連小、東北連小関係共同調査
(2)調査の実施
- ① 第1回合同会議において、調査項目、方法について決定し、調査にかかる関係文書をUSBで配付した
- ② 5月1日から約2か月間を調査期間とし、地区毎に調査を実施し集計
- ③ 対策委員が、地区担当者からの調査結果を集計・分析
- ④ 第2回合同会議で調査結果について検討、決定
3 岩手県教育委員会と義務教育の充実振興について協議
- (1) 会員の「要望(お願い)を必要とする事項に関する調査」結果と全連小等の要望事項等を考慮し、義務教育の充実・振興についての要望書を県中学校長会と共同でまとめ、県教育委員会に提出した。(11月20日)
- (2) 県教育委員会と小・中学校長会との懇談を、8月26日に開催した。
主な内容は、「学校における働き方改革の推進」「学力向上推進に係る施策」「復興教育の推進」「生徒指導上の諸課題」等について意見交換を行った。
4 東北連小、全連小との連携
(1)東北連小専門(対策)委員会への出席
第1回 | 10月20日(火) | 仙台市 震災復興及び防災に係る人的措置、働き方改革、退職者が急増する状況を踏まえた対応について |
(2)全連小対策担当者連絡協議会
9月29日(火) | 東京開催だったため 書面にて提出 |
(3)全連小関係調査
- 標準法関係(教職員配置の改善と指導法の工夫、司書教諭・非常勤講師等の配置)
- 施設設備教材等関係
- 教員養成関係(教員採用、教員免許更新制、教育実習)
- 給与・年金関係(管理職及び教職員の処遇改善、年金制度再雇用の状況)
5 報告書の作成
調査結果を活動報告書にまとめ、会員並びに教育委員会関係者に配布した。
■ 研 修 部
1 会議の開催
(1)研修部担当理事、地区研修担当者合同会議
第60回東北連合小学校長会研究協議会宮城大会(7月2日~3日)並びに第57回岩手県小・中学校長研究大会花巻大会(10月9日)に向けて、研究主題、研究課題に基づき各地区小学校長会の研究を推進するとともに、協議や情報交換等を通して研修の充実を図った。13地区の担当者で構成し年2回の会議を開催した。
第1回 | 4月17日(金) | 活動計画の確認、調査研究活動の検討、研究大会(県:花巻大会・東北:宮城大会・全国:京都大会)に向けた対応等 |
第2回 | 1月29日(金) | 研修のまとめ、次年度の研究大会(東北:福島大会、全国:石川大会)に向けた対応、各地区の情報交換等 |
(2)調査研究委員会
「業務の改善による教育の質の向上を図る学校経営の推進」について調査結果を分析・考察して研究報告書としてまとめ、県大会花巻大会(誌上発表)で提言を行った。
6名(盛岡市小学校長会から)の調査研究専門委員で構成し、下記の日程で会議を開催した。
第1回 | 5月8日(金) | 研究計画の確認、前年度調査結果の考察、分担 |
第2回 | 5月25日(月) | 調査研究の分析・考察 |
第3回 | 6月10日(水) | 調査研究の分析・考察 |
第4回 | 6月26日(金) | 調査特別委員会と合同会議 |
第5回 | 7月 8日(水) | 調査研究発表資料の校正 |
第6回 | 8月28日(金) | 調査研究発表資料の校正 |
第7回 | 10月27日(火) | 次年度調査研究の構想 |
第8回 | 12月 1日(火) | 次年度調査研究の決定 |
第9回 | 1月29日(金) | 次年度の調査研究の構想、調査研究特別委員との合同会議 |
(3)調査研究特別委員会
県研修部の調査研究計画に基づいて、各地区における研修活動を推進するとともに、全連小の調査を実施した。13地区の調査特別委員で構成し、年2回の会議を開催した。
第1回 | 6月26日(金) | 調査研究の意見交換、全連小の調査依頼 等 |
第2回 | 1月29日(金) | 調査研究結果の報告、次年度調査研究の構想、情報交換 |
(4)全連小調研担当者連絡協議会が、9月29日(火)に開催され、下記の事項について情報交換と協議を行った。(東京開催だったため書面提出し欠席)
協議事項1 | 新教育課程移行措置並びに全面実施に向けた準備状況について |
協議事項2 | 各都道府県独自の学力向上施策及び全国学力・学習状況調査の活用について |
(5)東北連合小学校長会教育課程委員会
会場:仙台市
第1回 | 6月5日(金) | コロナ感染症拡大防止のため 中止 |
第2回 | 10月20日(火) | 組織確認、活動の反省と次年度計画、宮城大会の反省、令和3年度福島大会の確認、令和4年度岩手大会について、各県研究推進の情報交換 |
2 調査研究活動
(1)岩手県小学校長会
①研究主題
「ふるさとを愛し 共に支え合いながら未来を拓く子どもを育てる岩手の学校教育」
-業務の改善による教育の質の向上を図る学校経営の推進-
②研究目的
新学習指導要領への対応や教員の働き方改革等、新しい時代の教育の創造が求められている今、「業務の改善による教員の負担軽減と教育の質の向上」に関し、各小学校の状況や課題、取組等について把握・分析し、望ましい学校経営の在り方を探りその充実に資する。
③研究内容
「教員の働き方の状況や課題」と「業務改善・見直しの取組」について、以下の項目について調査・集計する。
・学校規模及び教員の状況 ・教員の働き方の現状と課題
・業務改善、見直しの取組と効果
④調査結果
・岩手県小・中学校長研究大会花巻大会で調査研究報告として研究発表(誌面発表)を行っ た。
(2)東北連合小学校長会
東北連小宮城大会が紙面開催になった。各県の創意ある教育課程の編成・実施・評価・改 善、教職員の資質・能力の向上及び評価等に関する課題研究について「大会要項」で情報 共有した。
(3)全国連合小学校長会
調査研究活動への協力●教育改革に関するもの
●教育課程に関するもの
●現職教育に関するもの
●健全育成に関するもの
●道徳教育に関するもの
●特別支援教育に関するもの
調査内容、方法等は全連小の計画により実施した。
3 研究大会
(1)岩手県小・中学校長研究大会花巻大会
②研究主題
小学校:「ふるさとを愛し 共に支え合いながら未来を拓く子どもを育てる学校経営の 推進」
中学校:「新たな時代を切り拓き よりよい社会を創り出していく日本人を育てる岩手 の中学校教育」
(2)第60回東北連合小学校長会研究協議会宮城大会(仙台市)
新型コロナウィルス感染症予防のため参集せず「大会要項」の発行をもって開催とした
①大会主題
「新たな知を拓き 人間性豊かな社会を築く 日本人の育成を目指す小学校教育の推進」
②研究副主題
「夢と希望をもち 共に新しい未来を切り拓く子どもを育てる学校経営」
(3)第72回全国連合小学校校長会研究協議会京都大会(京都市)
①主 題
「自ら未来を拓き ともに生きる豊かな社会を創る 日本人の育成を目指す小学校教育の推進」
②副主題
「ふるさとの自然・歴史・文化を愛し 他者と協働しながら豊かな未来社会を創る子どもの育成」
③期 日
④開催地
コロナウィルス感染症予防のため参集せず「大会要項」の発行をもって開催とした
⑤参加者
⑥分科会構成
5領域13分科会
⑦シンポジウム
■ 広 報 ・ 編 集 部
1会議の開催
(1)広報・編集部担当理事・地区広報担当者・専門委員合同会議
第1回 4月17日(金)
- 令和2年度活動方針及び活動計画
- 「会報」「北奧」の発行計画
- 全連小の広報活動への協力確認
- 全連小「教育研究シリーズ第58集」の購入計画と購読促進等
第2回 1月25日(月)
- 令和2年度活動のまとめと反省
- 令和3年度の活動計画(案)
- 「北奥58号」の発行に向けて(最終校正)
(2)広報・編集部会(専門委員会)
第1回 | 5月19日(火) |
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第2回 | 12月2日(水) |
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第3回 | 12月17日(木) |
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第4回 | 2月8日(月) |
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(3)全連小広報担当者連絡協議会
新型コロナウィルス感染症予防のため開催を中止した
2 会報の発行
第308号 | (6月1日発行) |
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第309号 | (2月26日発行) |
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3 会誌「北奥58号」の編集発行
(1)編集日程・内容
編集の基本構想(案)の検討(第1回編集会議) | 5月19日(火) |
各地区へ執筆者等推薦依頼 | 6月8日(月) |
執筆者へ原稿依頼(提出締切各地区11/4 事務局11/18) | 7月21日(火) |
印刷業者へ | 11月20日(金) |
初稿の校正作業(第2回編集会議) | 12月2日(水) |
第2回広報担当理事・地区担当者・専門委員合同会議(校正作業) | 1月25日(月) |
最終確認・校正(第4回編集会議) | 2月8日(月) |
印刷・製本完了 | |
配本(理事会、評議員会合同会議) | 2月24日(水) |
(2)各地区執筆者 45名
随筆・創作 13名、教育実践 6名、小論・提言 7名、特集論文 13名、復興の歩み 4地区6名
表紙絵 盛岡市立見前小学校 鈴木敏彦 校長
中扉絵 前年度末閉校した学校の写真を掲載し、地域のシンボルとして長く、多く の方々に愛された校舎への感謝の気持ちを表すこととした
4 全連小広報関係事業との連携、協力
(1)「小学校時報」への本県関係の掲載
5月号 | (825号) | 「学校めぐり」 執筆者:遠野市立鱒沢小学校 佐々木 悟 校長 |
7月号 | (827号) | 「全連小への期待」 執筆者:岩手県小学校長会 副会長 石橋多賀子 |
9月号 | (829号) | 「各都道府県校長会の動き」 執筆者:岩手県小学校長会 広報編集部長 佐藤淳 |
10月号 | (830号) | 特集「自己肯定感を高める特別支援教育の推進 ~タブレットPC導入による主体的な学びの醸成」 執筆者:盛岡市立緑が丘小学校 阿部真一 校長 |
11月号 | (831号) | 「会員の声」 執筆者:花巻市立南城小学校 髙橋 彰 校長 |
1月号 | (833号) | 「会員の声」 執筆者:釜石市立双葉小学校 千葉伸一 校長 |
(2) 全連小ホームページのトップ画面「学校紹介コーナー」への推薦
- 山田町立山田小学校
(3)全連小ホームページ更新にかかる「特色ある学校」の推薦
- 滝沢市立滝沢中央小学校、遠野市立遠野小学校、洋野町立種市小学校
(4)「教育研究シリーズ」の購読
・第58集「自ら未来を拓き〔ともに生きる力〕を育む学校経営Ⅰ」
・第59集(令和3年度発刊) 執筆依頼
執筆者 一戸市立一戸南小学校 飯岡竜太郎 校長
(5)「全国特色ある研究校便覧」の希望頒布
令和2・3年度版「全国特色ある研究校便覧」掲載校
- 盛岡市厨川小学校
- 奥州市立人首小学校
- 一関市立中里小学校
- 陸前高田市立横田小学校
- 洋野町立中野小学校
- 九戸村立長興寺小学校
5 ホームページの管理・運営
アクセス件数 27,237件(R3.1.31現在)
■生徒指導部
1 会議の開催
(1)生徒指導担当理事・専門委員・各地区生徒指導担当者合同会議
第1回 | 4月17日(金) | 年間活動計画 調査研究について 各地区生徒指導の情報交換 |
第2回 | 9月7日(月) | 調査集計結果の分析・考察 各地区生徒指導の情報交換 |
(2)小・中生徒指導情報交換会
9月7日(月) 話題提供と講話 「情報化・不登校・新型コロナ対応」
(3)生徒指導専門委員会
専門委員5名で構成し、年間5回の専門委員会を開催。
専門委員会
第1回 | 5月7日(木) | 調査内容・項目・実施方法の決定 |
5月15日(金) | データ メール送信 | |
6月26日(金) | 全地区データ回収完了 | |
第2回 | 8月19日(水) | 調査結果の分析と考察 |
第3回 | 9月29日(火) | 中間報告書の検討 |
第4回 | 11月11日(水) | 報告書の構成と次年度調査項目の検討 |
第5回 | 2月8日(月) | 活動の反省と次年度の構想 |
2 調査研究活動
(1)研究主題
「生徒指導の諸問題にかかる調査」(調査対象 令和元年度)
(2)調査方法
県下全小学校を対象にアンケート調査を実施
(3)調査内容
①「いじめ」に関すること
② 「不登校児童」に関すること
③「少年非行」に関すること
④ 「学級経営上の諸問題」に関すること
⑤ 「情報化」に関すること
⑥ 「児童虐待」に関すること
⑦ 「震災」に関すること
(4)調査日程
4月 調査研究の計画
5月 調査内容の検討・決定
5月下旬~ 調査の実施・集約
8月 調査結果の分析・考察
9月 中間報告「小・中情報交換会」
10月 報告書原稿作成
12月 報告書原稿作成完了
2月 活動の反省と次年度の構想
(5)報告書
調査研究内容を報告書にまとめ年度末に全会員へ配布した。